今日で2022年もちょうど半分が終了、コロナ禍は約2年半となります。我がクリニックでも発熱外来を受診希望の方が激減し、割と平穏となりましたがなお陽性者は散発しているためまだ終息とは言い難い様です。おまけにBA.5変異株が北海道でも確認され感染力が強い様なので東京や大阪の様に増加に転じる懸念もあります。現在コロナの怖さは感染時よりもむしろ後遺症の様相なのでできれば感染したくはありませんね。今後のインフルエンザの流行の可能性も気がかりです。

診療は暇でも雑用の多さは相変わらずでなかなか気を抜く暇が無いのには嫌になりますが、5〜6月に比べればまだましなので我慢しましょう。そんな中で久々の平日の休診日であった今日は朝に散歩をし、昼には買い物へ行き、夕方からは恒例のウェブ講習会でリハビリに関するシンポジウムを聴講しました。顔面神経麻痺に関するものを観て思ったのは運動神経が一度障害されると一見運動の機能が戻っても不快な後遺症が残るものなのだという事です。私事では腰椎のヘルニアで坐骨神経が障害され下肢の脱力が回復しても最近脛の疼痛を伴う筋攣縮に悩まされ続けており今朝も早朝に起こりました。その昔私自身が唾液腺癌の手術で頸部郭清を行った後の副神経の障害による僧帽筋のこり、痛みの経験がありこれも同様の機序なのでしょう。こういう領域での後遺症回避の方法論、リハビリ等の確立を望みます。
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